ギフトで喜ばれるサボテンを全国にお届けします。

2022/04/21 08:32

当店の植物は生産者さんから直接仕入れておりますので、なるべくお客様のところへ新鮮な状態で届けれるように心がけています。

植物を扱うようになり、生産者さんのハウスに初めて伺わせてもらうと、たくさんの面白い話が聞けました。
しかし、それがお客様には届いていないのが現状と思い、初心者ではありますが、
逆のお客様目線で感動や驚きを伝えていければと思っております。

また生産者さんからの情報を元に日々植物について、一生懸命勉強しておりますが、100%これが正しい育て方とは限かぎりません。
ご購入されたお客様には少しでも長く、きれいな状態で育てていただけるように、季節に合わせた育て方をご紹介したいと思います。


サボテンは乾燥した砂漠や雨の少ない地域で自生しており、
暑さには非常に強く最高気温40度ぐらいまで耐えられる丈夫植物です。

乾燥から身を守るために水分をたっぷり貯めているので
あまり手入れをしなくても状態をキープすることができます。

案外強そうに思えるサボテンは、湿気の高い場所や風の通りの悪い室内などに長期間置くと、病気にかかりやすくなります。
まずは、風通しが良く、日の当たる場所で、健全に育てることが大切です。
ただし真夏に強い日差しが当たるとやけどのように葉焼けを起こしてしましますので注意してください。


寒い季節を乗り越えてサボテンが育ちやすい生育期に入ります。
植物は光の当たる方向に成長するので、
定期的に鉢を回転させてあげると綺麗なフォルムをキープすることができます。
置き場としては、風通しのいい玄関先や西日が当たるベランダなどに置くと元気に育ちます。
水やりは1週間に1回程度の頻度で午前中に水やりをするのがおすすめです
感覚としては、鉢を持ち上げた時にズッシリしていれば、頻度を下げる。
用土が完全に乾いて水分不足を感じたらたっぷりと水を与えてください。


夏はサボテンの生育期です。
なるべく屋外の風通しと日当たりのよい場所で管理しますが、
夏は直射日光に当たると日焼けを起こすおそれがあるので屋外であれば30%程度遮光します。
室内であれば、窓辺で直射日光の当たらないレースのカーテン越しにおいてあげると元気に育ちます。
置き方としては、地面に直置きではなく、棚の上などに置くことで地熱が伝わりにくくなる工夫もできれば◎
水やりは1週間に2~3回程度の頻度で水を与えます。
サボテンの状態をよく観察して、用土が完全に乾いていればたっぷりと水を与えてください。


秋は日差しが緩やかになるので、直射日光に当たる場所に置いても大丈夫です。
地域にもよりますが、人間言うと毛布をかけるような気温になると、室内に入れてあげてください。
春同様の水やりで1週間に1回程度でかまいませんが、だんだんと寒くなるにつれて根っこから水を吸わなくなってきます。
用土の状態を観察して水やりの頻度を減らしていきましょう。
ただし、あげる時はたっぷりと。


冬は休眠期に入ります。
鉢の水が中々乾かないので、低温で休眠させてしまった方が育てる過程においてはすごく楽です!!
水やりは必要最低限レベルで行う形となります。
サボテンに艶やみずみずしさがあれば、水は上げなくても問題はありません。
かといって暖房の当たる場所に置くのも良くないので、自然光が差し込む場所に置いてあげてください。


【まとめ】
一年急な温度変化は植物にストレスを与えますので、季節の変わり目は特に注意が必要です。
徐々に気温に慣らせていくようにしましょう。
サボテンも実は水が好きなんです。
正確に言うと「鉢の中の土がすぐ乾くのが好き」であり、
「いつまでも土が湿っているのが嫌い」なんです。
水やりのタイミングはポットを持ち上げて土に水分が残っているか、植物をよく観察して水を与えてください。